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ABOUT Griot会社概要

GREETING代表挨拶

グリオは、1990年に「音をデザインする」をテーマに3人の音楽クリエイターにより設立されました。
当時のデジタル技術の進歩が音楽に与えた影響は革新的でした。デジタルシンセサイザー、デジタルレコーダなどのデジタル機器がコンシューマ・プライスで登場し、それまで多額の費用と時間を掛けることが可能な大手レコード会社しか制作できなかった音源の制作が、スキルさえあれば、少人数のクリエターチームでも可能となったのです。
この変革の時、私は、今までにないまったく新しい音楽ビジネスが到来すると予感し、夢を膨らませグリオを設立しました。そして、このデジタル革命は音楽制作手法の改革にとどまらず、CDからダウンロード販売へと流通・販売形態にも変化をもたらしました。

グリオはこのめまぐるしく変わるデジタル革命期の中、常に最先端の技術にチャレンジしてきました。フル・デジタルによる音楽制作をいち早く手がけて世の中に発表し、音楽配信事業として最初に成功した通信カラオケの誕生に参画、爆発的な普及をみせた携帯電話による音楽配信事業にも参入、常に時代の流れを捕らえながらビジネス展開を行ってきました。最近では音楽制作に留まらず、Web制作や映像制作、メディア事業、広告事業など様々な分野に進出し、着実に成果をあげております。活動の範囲を広げるにあたって、我々の根底にあるものは、音楽制作で培った「モノ創り」に対するこだわりです。

「GRIOT」グリオとはフランス語で「吟遊詩人」と訳されています。
西アフリカがまだフランスの植民地だった時代、フランス人が先住民の音楽家のことをグリオと呼んだのがその由来です。グリオは西アフリカの村々を周り、各地で行われるお祭りの席で唄を歌い演奏をし、同時に村々の情報を人々に伝達する役割を担っていました。そこには、音楽と情報通信の原点があります。文字の無かった時代に果たしたその役割の大きさは計り知れません。
私たちグリオは、このIT社会だからこそ「GRIOT」の原点に立ち返ります。
インターネットだけのヴァーチャルな世界ではなく、人々のエネルギーを糧としたリアリティと価値のあるコンテンツをテーマに社会に貢献できる情報を創造し、発信していきます。常に最先端のデジタル技術に取り組み、創造力豊かなアナログコンテンツマインドを重んじ、音楽と情報をテーマに人々に共感と感動を与えられる企業を目指して活動を行なっています。

株式会社グリオ
代表取締役 中村三郎